2010年4月~part③~
7月。
お別れの日。
パパに仕事を休んでもらい一緒に行きました。
強がりな私はここ1週間泣きまくったし
決めた以上はもう涙はパパに見せたくないって
思ってこんな会話したのをハッキリ覚えてる。
私「昨日の夜から飲まず食わず言われてて
すでにお腹空いてるし終わったらビクド
(びっくりドンキー)連れてってなぁ♪
ハンバーグ食べたいねん("⌒∇⌒")♡」
パパ「何でハンバーグやねん!笑"」
私「嫌なん?あかんの?<(`^´)>」
パパ「ええけどビクドがええの?」
私「ビクド!」
パパ「分かった,分かった(^^;」
笑いながらこんな会話して気持ち誤魔化してた。
離れたくない辛さだけは変わらんから…
嘘でも笑ってんと涙止まらんくなりそうやった…
診察室に入って診察して筋肉注射して点滴して
しばらく安静でベットに寝かされてた。
注射大嫌いな私がまさかの針攻めで
中絶より針!針!(TT)ってなった瞬間でした。笑"
処置始めるからと呼ばれ分娩台に上がり
点滴から全身麻酔注入…5秒で意識不明o(__*)チーン
どれぐらいかかったか記憶が無くて
目が覚めた時…目が開かんくてビックリ!!
こじ開けたみたいに開けたゎ(* ̄∇ ̄)ノ
看護師さん「目覚めた?無事に終わりましたよ。
あっ!ありえんぐらい涙流してたよ…」
それでかぁ…泣いてもたんや…
夢も何も見た記憶は無いんやけど…
まだ分娩台のままやったから目も覚めたし
ベットに移る事になり手を貸してくれたけど
「大丈夫!」って1人で立ち上がろうとした瞬間
力入らず倒れかけて「ほら!車椅子乗ろ!」って…
小さな強がり撃沈( ノД`)…
点滴したままベットに移り頭の中も
まだフワフワした状態で病室に1人の私…
考えてしまうのは1つだけ…
お腹に手を当てて「もう居ない…」
我慢してた分まで声出さずに泣いた…
「ごめんね…ごめんね…」
空耳なのか夢なのか…
赤チャンの泣き声が聞こえてきた。
もちろん産婦人科なので赤ちゃんの泣き声が
聞こえてもおかしくはないんやけど
生きてる声とは違うのはハッキリ分かった。
その後「バイバイ…」って言葉が聞こえた。
えっ?!(;゜゜)って思った瞬間に病室から
空に向かって上がってく光の塊の様な何かを見た。
もしかしたら私の赤ちゃんやったんかな…
私の赤ちゃん…産んであげれずごめんね…
そして私のところに来て4ヶ月間お腹に居てくれて
本当に本当に幸せでした。
大きな幸せをありがとう♡
…ありがとう
そうそう!ビクドの約束はちゃんと守られて
麻酔きれる前に早く病院から出たくて
無理矢理帰らせてもらって,そのまま直行。
フラフラ状態のまま完食しました\(^-^)/
ただ…あの時にパパと何を会話したか
記憶になく何も考えん様にどうでもいい話して
ひたすら食べた気がする…
あの子の話をしてしまうと泣いてしまうから…
その2ヶ月後の9月に蓮斗妊娠発覚!
それまでの2ヶ月間,柄にもなく落ち込んで
大変な日々やって離婚にケリつける暇なくて
どしよ…まだ終わってへんって思ったけど…
やっぱりあの子が戻ってきたと思って喜んだ☆
まぁ私の勘やけどあの子は女の子やったはず…
生まれ変わりかどうかは分からんけど
戻ってきたと思いたかった。
それから次々に妊娠して気づけば5年で6回も妊娠!
計算合わんやん!って思うよなぁ(^o^)笑"
まぁ子宝には恵まれたみたいです♪
ただ蓮斗妊娠して出産するまで離婚がまだで…
これまた色々ありましたよ。。(〃_ _)σ∥
またその辺の事はいつかお話しします。
今現在4人のギャング達が元気に育ってくれて…
いやっ!元気過ぎて困るぐらいやけどね( ̄▽ ̄;)
色々ありながら支えてくれた,たくさんの人達に
感謝しかないです。
そしてあの子にも感謝。
ギャング達が無事に産まれて元気に育ってるのは
あの子のお陰って気がするから…
今もどこからか見守ってくれてるはずやから…
完